甕津郡(郡守・張正珉)北島面(面長・高秀英)が、高齢者雇用事業に参加する高齢者を直接訪ね、現場の声を聞いた。北島面は8日に新矢母島、11日に長峰島の村の敬老堂で「高齢者雇用および社会活動支援事業参加者懇談会」を相次いで開いたと14日明らかにした。
![]() [The Korean Today] 北島面の高齢者雇用および社会活動支援事業参加者懇談会 © キム・ミヒ記者 |
北島面は新島・矢島・母島と長峰島など複数の島で構成される地域で、島ごとに船便で行き来しなければならない事情から、参加者を一堂に集めるのは容易ではない。今回の懇談会を新矢母島と長峰島に分け、それぞれの敬老堂で開いたのは、高齢者が慣れ親しんだ生活空間で気兼ねなく参加できるよう配慮した措置とみられる。
懇談会は二つの目的を兼ねた。一つは事業が円滑に推進されるよう事業内容を案内し、安全教育を実施すること、もう一つは高齢者が活動現場で直面する困りごとや要望を聞くことだ。出席した高齢者は、雇用活動を通じて感じたさまざまな経験や改善が必要な点について、自由に意見を交わした。
北島面はこの日集まった要望事項を今後の事業運営に積極的に反映する方針だ。あわせて、参加者と継続的に意思疎通を図って満足度を高め、安全な勤務環境を整えていくとの計画も示した。高齢者雇用事業は参加者の多くが高齢であるだけに、安全管理が事業の成否を左右する要素に挙げられる。
高秀英北島面長は「積極的に活動に参加してくださる高齢者の皆様に感謝申し上げるとともに、何よりも健康と安全を最優先に活動していただくようお願いする」とし、「現場で直面する困難をきめ細かく把握し、より安全で楽しく働ける環境をつくっていく」と付け加えた。
北島面が今年運営する高齢者雇用および社会活動支援事業は▲わが町の環境守り隊▲敬老堂守り隊▲公共機関およびスマート敬老堂支援などで構成され、現在計87人の高齢者が参加している。高齢人口の割合が高い島しょ地域において、高齢者雇用事業は所得の補填だけでなく、村の環境管理や敬老堂の運営など共同体の機能を維持する役割も担っている。
今回の懇談会は、事業開始後に参加者が直面した問題を行政が直接確認し、改善の方向性を定める契機になったという点で意義がある。集約された意見が実際の運営改善につながるかが今後の鍵であり、北島面はそのために意思疎通の窓口を引き続き開いておくとの立場だ。
[ キム・ミヒ記者: incheonsouth@thekoreantoday.com ]
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